2004/07/31

 七月ももう終わりですね。早いなぁと感じてしまいます。

 ・クリック募金
 このページの上にあるアレですけども。クリックすることで募金できるという web 上の募金形態です。1 クリック=1 円 として対応する企業がクリックした人の代わりに募金するんですねー。利一さんのサイト“三年目の邂逅”で見つけたものです。
 これ、特にパラリンピックのものは私にとって他人事ではありません。父の勤め先や祖母の元勤め先が医療・福祉関係でして、私も小さい頃からそういう場にふれてきました。
 そういう方々は、例えばドキュメンタリー漫画やドラマに存在するような「体に障害を持っておられる方=意思の強い人」ばかりではありません。むしろ、いつも真剣で、その分いつも不安と戦っておられます。「真剣」という言葉を聞いて、「なんだ。ならやっぱり強い人なんじゃないか」と思う方もおられるかもしれませんが、よく考えてみてください。「真剣」とは「必死」の親戚です。そして「必死」の隣には常に転落すると這い上がれない穴が開いています。薄氷の上を渡るが如し、を普通の生活で日常的に行わなければならないのです。そんな生活です。
 例えば健康な方はふとした拍子に「好きな歌」や「好きな映画」なんかを思い出しますね? ですが、それと同じ頻度で「生への不安」や「家族にかける迷惑に対する良心の呵責」を感じるならどうでしょう。「必死」とはそういうことです。そういうものをなんとか乗り越えながら、または押し隠しながら生きていくということです。強い人なのではありません。強くならなければ、第三者から見て強く見えなければ内側の不安に耐えられないから強く在るのです。
 私はそういう方々の負担を少しでも軽くしたい。そう思って、このバナーをここに載せました。
 私に同調してくれ、なんて傲慢なことは言いません。
 繰り返しますが、興味本位でいいのです。ちょこっと覗いて「ふーん、あーそうなんだー」と思ってカチっと、というので構いません。お金は与える者が意味を加えるのではなく、使う者が意味を持たせるのです。
 私は彼らに少しでもプラスになることを祈りつつ、今日もクリックをいたします。

 追記 : 身体障害者という単語について
 これは書面などで目にする単語ですが、現代で言う文語にあたります。よって、そのまま口語で使うことはあまり適切ではありません。
 とくにこの単語を敬語に使用するようなことは極力避けてください。口語では敬語どころか差別用語になりますので。ですから「身体障害者の方」と言わずに、「体の不自由な方」と言うことをお勧めしておきます。
 こういう事例は他にもあります。例えば、「一人暮らしのお年寄り」という言葉がありますね。これを書面等で表記するときには「独居老人」と書かれる場合があります。この言葉ですと、面と向かって相手に言うのは失礼だというのがわかると思います。
 敬語は人と人の間のマナーです。しかし、今取り上げているのはさらにそれ以前の問題ではないでしょうか。
 いつもは使わないちょっとした優しさを働かせれば、硬質な言葉でなく柔和な言葉を選んで会話をしたくなると思います。
 もちろんそれらも TPO をわきまえなければなりませんが、街角などにおいて友人・家族間で気楽にコミュニケーションをするというときなどは、ちょっとだけ気を配ってみてはいかがでしょうか。
 敬う言葉とは、優しさを源とし、貴方の行動を起とします。
 人を大切にしてくださいね。


 2004/07/30

 ・「た。」で終わる文
 今、一日にほんの少しずつSSを書く時間を取っていこうと思っています。なんとか時間と気力を捻出できないものか、と。
 それでですね。以前からちょっと上手くいかない言い回しなどがあるのですよ。「た。」で終わる文なのですけども。
 突き放すような言い方や事実を端的に表現するとき、単純な過去系などなど、いろんな述語に使われるこの「た。」。これを意図的に、且つ、効果的に使うことができないのです、私。どうも「た。」が連続する文章を見ていると違和感を感じてしまって。もちろんそういう用法によって「余韻を残す」「読者に想像の余地を与える」など出来るというのは判るのですが、自分では使えないです。いろんな方の作品を読んでいて、「た。」の文の使われ方が上手いと思うことは結構あるのですが。気が付くのに自分では書けないという状況。……なんかこう、情けないですね。
 やはり私は読書のジャンルを増やすべきなのかもしれません。

 ・これだけはっ!
 時間がなくても日記だけは毎日更新していきます。そのくらいの条件も呑み干せないで、なにが日記サイトかっ!
 ……すみません、本当は日記 & 文章のサイトなんです。けれども、今、忙しいを通り越して生活がチグハグなのです。
 なんとかならないかなぁ。


 2004/07/29

 ・そういえば。
 最近、『萌え』が足りません。相対量ではなく絶対量から足りません。どうしましょう。こんなに足りないとひたすら毒を吐きたくなります。ええ、まったく。だいたいなんですか、最近の……っく、いえ、我慢しますとも。
 ……すみません。ちょっと疲れてるんです。
 さらっとスルーしていただけると助かります。
 Janne Da Arc や Night Wish を聴いてなんとかします。萌えは補充できませんけども、私的代替物にはなるので。
 萌えが足りないというより、ストレスが溜まってるんでしょうね。はぁ……。


 2004/07/28

 link. を追加。“FUJIYAMA”様とリンクいたしました。
 “七夜の隠れ里”様でご一緒させていただいていたルントバウムさんのサイトです。私と同じく新人さんで、サイトの開設はこの春です。web ページ管理者としては一つ上の先輩というところでしょうか。
 以前この方とはSSというものについてメールでお話させていただいたのですが、そのときは「勤勉な方だ」というのが印象に残りました。特にシリアス系のSSについては、「下手なものは原作に失礼だと思うんです。だから私はまだ書けません」とのこと。短編などで練習して行く行くはしっかりしたものを書きたいそうです。

 ・夏休み?
 そういえば、学生さんの間ではそろそろ夏休みというものがあるのではないでしょうか? 私が大学生だった頃には、この七月の最終週あたりに前期末試験が行われ、それらが済み次第夏休み(一部の方は追試や補習、単位不足分を補うための集中講義等)が始まるという流れでした。
 知り合いのSS作家さんにもそういう時期なのでお忙しいという方が数人おられます。
 試験の結果如何による悲喜交々、阿鼻叫喚。これからですね。いえ、真っ最中でしょうか?
 がんばってくださいね。

 ・ちょっと身の回りが……。
 少しばかり慌しくなりそうです。内容は取るに足らないことですけども、どうしてもやらなければならないことができまして。正確にはできそうでして。まいったなぁと思いながらも、何年かぶりに本気でがんばらなければならないみたいです。


 2004/07/27

 ・いくつ程が良いのでしょうか?
 漠然と日記を書いていて思ったのですが、1ページの中に何日分書くのが適切なのでしょうか。まあ、些細な疑問なのですがちょっと気になったもので。あまりたくさんにするとページが下に長くなってしまいますし、一日や二日でページを変えるのもちょっと。
 一週間程度が妥当かなとは思いますけども、どうでしょうか。

 ・例えば名前とか。
 HN、岩蛍というのですが、実はよく考えて決めたわけではないのです。HNを決めようというときにまず浮かんだ言葉が、何故か「蛍」でして。
「蛍。ほたるかぁ。なんかそれだけじゃ味気無いような。良くある名前だとも思うし」
 そう考えて、何か漢字を一文字加えようか、ということになりました。
 単純な話です。何の捻りもない思考様式です。
 結局のところ、次に浮かんだ言葉が「岩」だっただけでして。それらを組み合わせて「岩蛍」と。
 後で気が付いた意味で「『岩戸の蛍』の略意」というものもありますが、あくまで後付けの薄っぺらなものです。気が付いてから知った付加価値というのは、たとえどんなに良質・高価であれ愛着が湧かないものですし、愛着が湧かないならば名前の含意には足りません。
 まあ、私自身大層な名前を使っても名前負けするような気がするので、こういう具合に心の隅っこからぽろりと落ちてきた言葉であるという方が落ち着きます。人間の中から出てきた以上、ランダムだとしても其処には私の何か欠片めいたものが反映されているのでしょうし。
 過去、「岩戸の蛍」の意を含む「岩蛍」を無理矢理好きなろうとしたこともありましたが、やはり無意味でした。
 「岩戸の蛍」ではなく「岩蛍」。私にはそれで十分です。


 2004/07/26

 link. に“三年目の邂逅”様を追加いたしました。
 硝子の月で知り合った利一さんのサイトです。一言で表すならば、秋葉。ええ、秋葉です。この方、月姫のメインヒロインの一人、遠野秋葉に心酔していらっしゃるのですよ。加えてそのことを表現しきる物語をいくつも書かれています。それら作品は巧みにして美麗。「綺麗な物語」という言葉がとてもよく似合います。
 好きだと思うことは割と簡単です。しかし、それを文章に於いて表現するというのは大変難しい。
 私は読者として、心中を描き出せる作家である利一さんをありがたい方だと思っております。

 ・久しぶりに。
 ちょっとお腹が痛いです。私は生まれつき内臓が強くないので稀にこうなるのですが、成人してからはあまりならなかったのですよ。ところが、今日の朝方から少し痛んできました。
 体感温度が一定の値を超えると消化器系が上手く働かなくなるみたいなんです。ですからきっと暑さにやられたんでしょう。まだ体が未発達の思春期などは頻繁に腹痛を起こしたものです。
 久しぶりにそれと出会いました。忘れていたわけではありませんが、少し不意だったもので。だからでしょうか。奇妙な感覚に囚われました。
 八月の盆過ぎ。仰向けに喘いでいる私。苦しいという声と、祖母の心配と鬱陶しさを混ぜ込んだ視線。陰を作る曇り硝子の居間は蜃気楼のよう。覚えている夏の色はそんなものばかりで、日が過ぎるのをただ待ちわびていました。そんな過去の風景を今独りで居る私が見ているような、そんな錯覚です。白昼夢とはこういうものかとくらくらする頭で思いました。
 遠くに感じる子供の私と、さらに遠くに居る見つめる私。では現在、それらを感知しているはずの私はいったい何処に居るのでしょう。
 ついと開いた口からは、
「揺れてるなぁ」
 という言葉と、苦い笑いが零れていました。
 そんな昼下がりでした。


 2004/07/25

 Top の項目に link. を追加しました。現在のところ、硝子の月様とリンクさせていただいてます。
 こうやって少しずつリンク先が増えていくと嬉しいですね。
 この硝子の月の管理人MARさん。良い方です。人間的に大変好ましい方なのですよ。私のHPに来てくださる方は、現在、およそこの硝子の月様からの方が多いとは存じますが、そうでない方、おられましたら足を運ぶことをお勧めいたします。サイトの性格は文章系、TYPE-MOON様の作品の二次創作をメインに活動されてますが、近く一次小説の短編を書かれるらしいです。どうやら誰かに対する贈り物だとか贈り物のお返しだとか。楽しみですね、利一さん。

 ・雨
 今日の午後3時を少し過ぎた頃。雨が降り出しました。雷を伴い風もある大雨です。
 日本の夏にはよくこのような大雨が降りますね。晴れてるところに急に雲が出て、あれよあれよという間にざあ、と。幸い、私は今日の雨に濡れることは無かったのですが、見る間に用水路が溢れるあたり、酷い雨でした。
 ニュース等で知っておられる方も多いと思いますが、新潟県では降雨による被害がすごかったらしいです。死者、行方不明者も出る天災で、復旧にも時間が掛かる模様。私はお隣の県ですので、住む辺りはそこからは遠く、被害もあまりありませんでしたが、そういう情報を耳にすると心が痛みます。まるで突然に、予告も無く絶たれる未来。理不尽を感じようとも、何に叫べばいいのかわかりません。そんなことがいつも傍に転がっている世界に私達は生きているのだなと、そう思うと自分の中の深い部分がだんだん乾いていきます。そんな環境と折り合いつけて騙し騙しやっていくのが、「生きるということ」の確かにある一面なのでしょう。
 被災地の一日も早い復旧と、これより先に幸あることをお祈り申し上げます。


 2004/07/24

 正式アップ。BBS等を設置して、やっと hp らしくなってきました。
 のんびりと運営していきます。

 ・暑い……。
 私は北陸に住んでいるのですけども、やっぱり暑いです。
 知人とお話をするときなど、「北陸なら涼しいでしょう?」とよく言われますが、そんなことはないのですよ。
 北陸地方は空気に含まれる水分の量が多いのです。日本海から蒸発する水分が多く、また立山などの飛騨山脈が後ろに控えていますので、本来太平洋側に流れていく空気もそこでストップしてしまいます。
 溜まるんです。
 澱むのですよ。
 ですから、空気は常に多量の水蒸気を含みます。夏ならば飽和水蒸気量も高いですので、なおさらですね。
 この状態で正午近くになれば日照量も大きく増えますので、都市部なんかでは道路を歩くだけで無料のサウナを体感できます。蒸し風呂と読み替えても結構ですよ?
 ですから、ええ、暑いのです。泣きたい位暑いのですが、涙を流してもすぐに蒸発してしまうのですね? きっと。
 そういえば、山梨の方では観測史上第二位の気温をマークしたとか。素晴らしいですね! 二位ですよ二位! 銀メダルです! 40.6℃だそうですよ!? ……と騒いでみても涼しくはなりませんね。はぁ……。
 猛暑が続いております。お仕事、学業、お忙しい方もご自分の体を労わってあげてくださいね。


 2004/07/24

 初サイト、仮アップ。
 おめでたいかなーとも、早まったかなーとも思います。
 サイトの作成や運営に関してはまだまだ素人ですけども、まったりとやっていきたいなぁと。


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